利用ガイド

このサイトの使い方

ホームページで美術館を選択し、[館内を探索] または [作品を見る] を選択します。メイン サイトのプルダウン メニューかページ端の情報バーでは作品とミュージアムを切り替えることができます。オンラインで自分のコレクションを作成して共有することもできます。

「アートプロジェクト」とは?

アートプロジェクトは、Google と世界 40 か国からの優れた 151 のアート パートナーによる共同プロジェクトです。Google の持つ技術と美術館パートナー提供のさまざまな専門情報を組み合わせ、オンラインで芸術作品を鑑賞できるユニークなサイトを作り上げました。ここでは、さまざまな作品を細部にわたり鑑賞したり、美術館の仮想ツアーに参加したり、さらに自分のコレクションを作って共有したりすることもできます。数多くのサービス分野に従事する Google 社員がチームを結成し、Google の最先端技術を駆使してこのアートプロジェクトを実現しました。世界中のすべての美術館を訪れることができる人や、興味のある芸術作品をすべて見ることができる幸運な人はほとんどいないでしょう。しかしこのサイトでは、彫刻から建築、デッサンにいたるまで 3 万点を超える芸術作品を楽しむことができ、世界 40 か国から集められた 150 以上のコレクションをすべて鑑賞できるのです。

このバージョンの新機能
  • 昨年のアートプロジェクトよりも規模を拡大しました。現在、世界 40 か国(昨年は 9 か国)から 151 か所の美術館(立ち上げ時は 17 か所)がパートナーとして参加し、3 万点以上の作品を提供しています。作品内容は彫刻や建築、デッサンなどさまざまで、ワシントン DC のホワイトハウスや南アフリカのロック アート ミュージアム、サンパウロの近代美術館など多様な機関がパートナーとして参加しています。

  • サイト自体や各種機能の操作性も大幅に向上しています。100 を超えるコレクションの中から作品と芸術家を絞り込んで表示できるため、さらに簡単にコンテンツを見つけることができるようになりました。これにより、たとえばレンブラントの作品すべてを一瞬で見つけたり、レンブラントと同年代の作品を同じコレクションから探すこともできます。芸術家名、作品、作品の種類、コレクション、国、都市別にコンテンツを閲覧したり、ユーザー自身のギャラリーでコンテンツを楽しんだりできるだけでなく、作品をじっくり鑑賞できるようスライドショー モードも用意されています。

  • ストリートビューでの画像や移動のしやすさを改善しました。Google では、コレクション全体にわたって画質向上を実現する新技術を開発しました。この技術によって、館内をリアルに体験することができます。

  • サイトに自分のギャラリーを作成できる「ユーザー ギャラリー」機能が新たに追加されました。自分のギャラリーを作成したら、[マイ ギャラリー] で編集、並べ替え、Youtube 動画のアップロードなどを行えます。さらに、この新バージョンのアートプロジェクトでは多くのソーシャル機能を利用できます。Google+ とハングアウトがサイトに統合されており、音声/動画コンテンツを自分のコレクションにアップロードして共有することができます。

  • アートプロジェクトには、第三者機関、パートナー、さまざまな学習環境で利用できるアイデアを提供する教育機関が作成した動画コンテンツも含まれています。

アートプロジェクトには、どのようなコンテンツが含まれていますか?

絵画、デッサン、彫刻、歴史的/宗教的作品、写真、貴重な写本など、世界各地のすばらしい芸術作品に加え、参照資料も豊富に提供しています。専門的な解説動画、音声ガイド、鑑賞メモ、詳細情報、地図などを使ってコンテンツを存分に楽しむことができます。

ギャラリー、作品、関連情報の数が美術館によって異なるのはなぜですか?

ギャラリー、作品、関連情報の数は各美術館の判断に基づいています。個々の作品に関する解説パネル内のコンテンツもすべて美術館によって提供されています。

美術館のストリートビューで一部のエリアや特定の絵画がぼかされているのはなぜですか?

著作権上の理由から、ストリートビューで撮影した絵画や著作物の一部については美術館からぼかすよう要請を受けているためです。

ストリートビューやギガピクセル画像(超高解像度の画像)がある美術館もあれば、高解像度の画像しかない美術館もあるのはなぜですか?

特定の作品とパートナーにどの技術を使用できるかを決定するには多くの要因が関わってきます。Google では利用可能な技術はできるだけ作品に提供したいと考えてます。今後アートプロジェクトが発展し続けるとともに、より多くの作品を紹介し、より多くのパートナーに参加していただけるよう、Google のあらゆる技術を導入していくことを検討しています。

最初のバージョンで作成した自分の「ユーザー ギャラリー」はどこにありますか?

以前に作成したギャラリーは [マイ ギャラリー] セクションにあります。

アートプロジェクト サイトに掲載されている画像は著作権で保護されていますか?

アートプロジェクト サイトに掲載されている作品の高解像度画像は各美術館が所有しており、これらの画像は世界各国の著作権法で保護されている場合があります。ストリートビューの画像は Google が所有しています。このサイトの画像はすべて、ユーザーが Google 利用規約により許可された方法でアートプロジェクト サイトを使用し、その便益を享受できるようにすることを唯一の目的として提供されています。サイト全体の利用に関しては、標準の Google 利用規約が適用されます。

学校の授業でアートプロジェクトのコンテンツを使用できますか?

はい、ぜひご利用ください。一部の先生方には既に最初のバージョンのアートプロジェクトを授業で利用していただいております。最新バージョンでは、[学びの場] セクション(リンク)からアートプロジェクトを楽しく利用できる方法を見つけることができます。ただし、所定の教材を除き、アートプロジェクトの作品の画像は印刷できません。

[学びの場] セクションはどのように構成されていますか?

[学びの場] セクションは、アートプロジェクトの作品を学習するためのシンプルなツールを提供する目的で作成されました。[Look Like An Expart(君もエキスパート)] セクションに移動して自分の芸術的素質をテストしたり、DIY プロジェクトで創造力を働かせたりしてみてください。さらに学習したい方向けに、[What's Next?(次のステップ)] では芸術と美術史に関するおすすめのウェブページをいくつか紹介しています。自分ひとりだけで楽しむのではなく、クイズを作成したり、ソーシャル ネットワークでユーザー ギャラリーと DIY 作品を共有したりすることもできます。

アート プロジェクトの次の目標

Google では、このプロジェクトをさらに多くの国や美術館に広げていくとともに、芸術家が最新技術を使って自分の作品を披露できる実験的な場を提供したいと考えています。まだ開発段階ですので、下のフォームからぜひアイデアをお寄せください。

プロジェクトに自分のミュージアム/機関/個人のコレクションを登録したいのですがどうすればよいでしょうか?

Google では、より多くのコレクションとパートナーの参加をお待ちしています。こちらの登録フォームをご利用ください。

ユーザー ギャラリーの作成/共有方法(パソコンのみ)
Google Cultural Institute とは?

アートプロジェクトは、Google Cultural Institute の数ある取り組みの 1 つです。世界中の Google 社員からなる専門化チームが、文化のオンライン保存と促進を目的としたツールを構築しています。Google は世界中の企業や団体と協力し、さまざまなプロジェクトに取り組んできました。たとえば、ネルソン・マンデラのアーカイブのデジタル化、死海文書ヤド・ヴァシェム(ホロコースト記念館)プロジェクトの展示などがあります。