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イラン、ウラン濃縮20%に引き上げ 核合意修復困難

イラン政府報道官は4日、中部フォルドゥの地下施設でのウラン濃縮活動について、濃縮度を20%に引き上げる作業を再開したと述べた。同国のメヘル通信が伝えた。2015年のイラン核合意から一段と逸脱するもので、今月発足するバイデン米新政権は難しい舵取りを迫られる。

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2020年航空機事故死者が299人に増加、運航本数は激減=民間調査

オランダの航空コンサルティング会社「To70」が1日発表した調査で、新型コロナウイルスの世界的流行で2020年は世界の航空便の運航本数が大幅に減る中、民間航空機事故による死者数は前年の257人から299人に増えたことが明らかになった。

イラン、IAEAに「ウラン濃縮20%」方針通知

国際原子力機関(IAEA)は1日、イラン中部フォルドゥの地下施設でのウラン濃縮活動について、濃縮度を20%にする予定だとイランが伝えてきたことを明らかにした。2015年の核合意前の水準に当たる。

展望2021:脱炭素が「隠れた地政学リスク」に=欧州エネ取引所・高井氏

欧州エネルギー取引所グループの高井裕之・上席アドバイザーはロイターとのインタビューで、世界的に加速する脱炭素の潮流について、「隠れた地政学リスク」になるとの見方を示した。原油価格の低迷が続いて産油国の地位と財力が低下するほか、中国がこの新たなエネルギー分野で覇権を狙う可能性があるとした。

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