自動車産業の未来
台湾フォックスコン、中国新興バイトンとEV製造で合意 22年から
米アップルのiPhone(アイフォーン)製造を請け負う台湾のフォックスコンは4日、経営難に陥っている中国の新興電気自動車(EV)メーカー、拜騰汽車(バイトン)および南京経済技術開発区と、新型スポーツ多目的車(SUV)タイプのEV製造を2022年に開始することで合意したと発表した。
日産、マグナイト人気でインド生産増強 輸出も計画
日産自動車はインドでの生産を拡大する。同国でのコンパクトSUV「マグナイト」の需要に対応するとともに輸出も計画している。日産インド法人の幹部が4日明らかにした。
中国、新エネルギー車補助金を2021年に20%削減
中国財政省は31日、電気自動車(EV)などの新エネルギー車(NEV)の補助金を2021年に20%削減すると発表した。
米テスラ、2020年納車台数が市場予想上回る 目標には及ばず
米電気自動車(EV)メーカー、テスラは2日、2020年の納車台数が49万9550台だったと発表した。新型コロナウイルス禍の影響で会社目標の50万台にはあと一歩届かなかったが、EV普及が進んだことから市場予想を上回った。
展望2021:自動車市場の回復は22年、電動化はHV優位=SBI証券 遠藤氏
新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ世界の自動車市場について、2022年まで元の水準に回復しないとSBI証券の遠藤功治企業調査部長はみる。景気そのものが弱いこと、生活様式がコロナで変化していることを理由として挙げる。
展望2021:日本、先進国から脱落も リモート化に壁=野口・一橋大名誉教授
野口悠紀雄・一橋大学名誉教授は、デジタル化が加速するポストコロナ時代には、日本が先進国グループから脱落する可能性があると指摘する。言葉の壁に加え、働き方改革の遅れなどが障害となるという。脱炭素社会に向けては、他国より高い製造業依存の産業構造を高度サービス産業中心に再編する必要があるとみている。
特別リポート:自由を失う香港、引き裂かれる家族と社会の絆
[香港 22日 ロイター] - 香港に立ち並ぶ高層マンションの一室、狭いキッチンに広東料理の濃厚な香りが漂っている。秋の訪れを告げる中秋節の時期、香港では家族や親戚が集まり、月を眺め、月餅や料理を楽しみながら団らんのひと時を共にするのが恒例だ。
特別リポート:コロナ禍で「プラ危機」、廃棄増がリサイクル圧迫
[5日 ロイター] - 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)でプラスチック業界が激震に見舞われている。武漢からニューヨークまであらゆる地域で、フェイスシールドや手袋、食品のテイクアウト用容器、オンラインショッピングで注文された商品の配送用緩衝材などの需要が増えているが、こうした製品はリサイクルできず、廃棄物が急増している。
特別リポート:急拡大する中国「海兵隊」、権益確保へ世界展開
[香港 20日 ロイター] - 中国が1990年代半ばに軍事力拡大に乗り出した時点で、最優先目標に掲げていたのは、本土沿岸に接近する米軍を徹底的にたたく戦力を整えることだった。だが今や、人民解放軍は世界各地で米国の力に挑戦するための準備を進めつつある。
特別リポート:イランのミサイル開発に新事実、アルミ粉末計画の内幕
[ロンドン 24日 ロイター] - イラン北東部、北ホラーサーン州の砂漠の端に、アルミニウム工場が建っている。近くには国内最大のボーキサイト鉱床。イラン政府はこの施設群について、アルミニウムの生産拡大に向けた取組みの重要な柱とうたっている。
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展望2021:脱炭素が「隠れた地政学リスク」に=欧州エネ取引所・高井氏
欧州エネルギー取引所グループの高井裕之・上席アドバイザーはロイターとのインタビューで、世界的に加速する脱炭素の潮流について、「隠れた地政学リスク」になるとの見方を示した。原油価格の低迷が続いて産油国の地位と財力が低下するほか、中国がこの新たなエネルギー分野で覇権を狙う可能性があるとした。
カナダ、海外からの航空旅客にコロナ陰性証明義務付けへ
カナダのガルノー運輸相は31日、国内の新型コロナウイルス感染急拡大に対応するため、航空便による海外からの渡航者全員に新型コロナ検査で陰性を証明することを義務付けると発表した。
ダウやS&P最高値、ナスダックは年間で43%急騰
米国株式市場は、年内最後の取引となる中、ダウ工業株30種とS&P総合500種指数が最高値を更新。年間ではハイテク株の多いナスダック総合指数が43%強値上がりした。