2020年 米大統領選挙
焦点:トランプ陣営が投票監視、民主優勢地区に「軍団」動員へ
11月の米大統領選を控え、共和党は期日前投票所や郵便投票専用の投函箱を監視するとして、志願者を大規模に動員する構えだ。トランプ大統領は有権者の不正行為がまん延するという根拠のない主張を行っており、そうした主張を裏付ける証拠を見つけようというのだ。
情報BOX:コロナ禍の米大統領選、注目の「選挙監視人」とは
11月3日の米大統領・議会選を巡り、与党・共和党は支持者数千人を動員して、期日前投票所や郵便投票の回収箱に不正がないか見張らせようとしている。これは本来、法令で定められた「選挙監視人」が果たす役割だ。
トランプ氏、10日に選挙活動再開 12日にフロリダ州訪問
新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領は、10日にホワイトハウスで開かれる屋外イベントに参加し、来月に迫った大統領選に向けた選挙活動を再開する。ホワイトハウス当局者が9日、明らかにした。
注目記事
コラム
高まる貿易戦争リスク
WTO次期事務局長、ナイジェリアと韓国の女性2人が最終候補に
世界貿易機関(WTO)は8日、次期事務局長選挙の最終候補について、ナイジェリアのンコジ・オコンジョイウェアラ元財務相と韓国産業通商資源省の兪明希通商交渉本部長の2人が残ったと発表した。
20年の世界貿易9.2%減に、4月予想から上方修正=WTO
世界貿易機関(WTO)は6日、2020年の世界のモノの貿易量が前年比9.2%減少するとの予測を発表した。6月以降に回復がみられたとして4月予測(13─32%減)から上方修正した。
トランプ米大統領、選挙活動再開は週明けの公算=政府高官
米政権の高官は9日、トランプ大統領が週末に選挙集会を行う公算は小さいとし、選挙活動再開は週明け12日になる可能性が高いと明らかにした。
米追加経済対策、大統領選前の合意は期待薄=共和上院トップ
米議会上院の共和党トップ、マコネル院内総務は9日、新型コロナウイルスの追加経済対策について、ホワイトハウスと議会が11月3日の大統領選までに合意する見込みは低いだろうと語った。
東南アジア株式・中盤=小動き、米大統領選巡り不透明感
オアンダ(OANDA)のアジア太平洋地域担当シニア市場アナリスト、ジェフリー・ハレー氏は、米大統領選と追加経済対策の先行き不透明感に触れ、「(中国を除く)アジアの他の地域は間違いなく様子見モードだ」と指摘。その上で「米国の追加経済対策の動きは市場にとってポジティブなものだが、米国以外の市場では、文書上の署名を見るか、少なくともムニューシン財務長官とペロシ下院議長の共同声明を見るまでは反応しないだろう」と述べた。
トランプ氏、コロナ治療完了 10日に選挙活動再開も
トランプ米大統領は8日、フロリダで10日夜に開催する集会への出席など選挙活動を再開する可能性があるとの認識を示した。FOXニュースとの電話インタビューで述べた。
米大統領選の期日前投票が空前のペース、投票率は記録的な高さか
11月3日の米大統領選まで1カ月を切る中、全米で期日前投票を済ませた有権者がすでに660万人に上り、かつてないペースで急増しており、今回の大統領選の投票率は1908年以来の高水準を記録する可能性がある。フロリダ大学のマイケル・マクドナルド教授(政治学)が主宰する「United States Elections Project」の集計データで分かった。
フロリダで10日夜に集会開催する可能性─トランプ米大統領=FOX
トランプ米大統領は8日、おそらくフロリダで10日夜に開催する集会に出席する可能性があると述べた。大統領は新型コロナウイルスに感染して入院し、5日にホワイトハウスに戻ったばかり。
米最高裁判事増員の是非、大統領選後に立場表明へ=バイデン氏
米野党民主党の大統領候補バイデン前副大統領は8日、連邦最高裁判所の判事を増員すべきかどうかの問題について、11月3日の大統領選で勝利すれば自らの立場を明らかにすると述べた。
トランプ氏のコロナ対応巡る支持率、過去最低に=世論調査
ロイター/イプソスの世論調査で、新型コロナウイルス対応を巡るトランプ米大統領の支持率が過去最低に落ち込んだ。
トランプ氏、15日の討論会参加拒否 バイデン氏は対話集会開催へ
11月3日の米大統領選挙を巡り、混迷が一段と深まっている。トランプ大統領は8日、来週15日に予定されている第2回大統領候補討論会がバーチャル形式になるなら参加しないと表明。これを受け、民主党の大統領候補バイデン前副大統領の陣営はタウンホール形式での単独イベントを手配した。
米リジェネロンの抗体療法、トランプ氏に効果か=ファウチ氏
米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は8日、新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領の経過について、米リジェネロン・ファーマシューティカルズが開発中の「抗体カクテル」に効果があった可能性があるとの見解を示した。