AWS クラウドは世界中の 16 の地理的リージョン内の 42 のアベイラビリティーゾーンで運用されており、来年中にはさらに 2 のリージョンと 5 のアベイラビリティーゾーンがオンラインになる予定です。

AWS クラウドインフラストラクチャはリージョンとアベイラビリティーゾーン ("AZ") を中心として構築されます。リージョンは世界中の物理的場所であり、リージョンにいくつかのアベイラビリティーゾーンが配置されています。アベイラビリティーゾーンは 1 つ以上の独立したデータセンターで構成されます。各データセンターは、冗長性のある電源、ネットワーキング、および接続を備えており、別々の設備に収容されています。このアベイラビリティーゾーンによって、ユーザーは、単一のデータセンターでは実現できない高い可用性、耐障害性、および拡張性を備えた本番用のアプリケーションとデータベースを運用できます。AWS クラウドは世界中の 16 の地理的リージョン内の 42 のアベイラビリティーゾーンで運用されています。

AWS グローバルインフラストラクチャ
インフラストラクチャリージョン

リージョンおよびアベイラビリティーゾーンの数

AWS GovCloud (2)

米国西部
オレゴン (3)、北カリフォルニア (3)

米国東部
バージニア北部 (5)、オハイオ (3)

カナダ
中部 (2)

南米
サンパウロ (3)

欧州
アイルランド (3)、フランクフルト (2)、ロンドン (2)

アジアパシフィック
シンガポール (2)、シドニー (3)、東京 (3)、ソウル (2)、ムンバイ (2)

中国
北京 (2)

近日追加予定のリージョン

新しいリージョン (近日追加予定)

パリ

寧夏

事実上他のすべてのテクノロジーインフラストラクチャプロバイダーと異なる点として、各 AWS リージョンには複数のアベイラビリティーゾーンとデータセンターが存在しています。2006 年以来最先端のクラウドインフラストラクチャテクノロジーのプラットフォームを運営してきた経験によれば、アプリケーションの可用性とパフォーマンスに関心を払うお客様は、耐障害性と低レイテンシーを実現するために、アプリケーションを同一リージョン内の複数アベイラビリティーゾーンにデプロイすることを望んでいます。アベイラビリティーゾーンは高速なプライベート光ファイバーネットワーキングで相互に接続されているため、アプリケーションがアベイラビリティーゾーン間で中断なく自動的にフェイルオーバーできるようなアーキテクチャを簡単に設計できます。

アベイラビリティーゾーンを使用した同一リージョン内でのアプリケーションやデータのレプリケーションに加えて、地理的リージョンを越えたデータレプリケーションにより冗長性と耐障害性を増大させることも選択できます。これにはプライベートな高速ネットワーキングと公開インターネット接続の両方を使用でき、ビジネスの継続性を一層強化することや、世界中で低レイテンシーアクセスを実現することができます。

データが物理的に存在するリージョンについてはお客様が完全な管理権と所有権を保持するため、地域的なコンプライアンス要件およびデータレジデンシー要件を満たすことは簡単です。

AWS グローバルインフラストラクチャでは、来年中に中国の寧夏やフランスのパリといった新しい地理的リージョンで、少なくとも 5 の新しいアベイラビリティーゾーンを開設する予定です。

北米のロケーション

米国東部 (バージニア北部) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 5*
2006 年開始

米国東部 (オハイオ) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 3
2016 年開始

米国西部 (オレゴン) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 3
2011 年開始

米国西部 (北カリフォルニア) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 3*
2009 年開始

AWS GovCloud (米国) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 2
2011 年開始

カナダ (中部)
EC2 アベイラビリティーゾーン: 2
2016 年開始


AWS エッジロケーション:

米国

エッジロケーション: バージニア州アッシュバーン (3)、ジョージア州アトランタ (2)、イリノイ州シカゴ、テキサス州ダラス/フォートワース (2)、カリフォルニア州ヘイワード、フロリダ州ジャクソンビル、カリフォルニア州ロサンゼルス (2)、フロリダ州マイアミ、ミネソタ州ミネアポリス、ニューヨーク州ニューヨーク (3)、ニュージャージー州ニューアーク、カリフォルニア州パロアルト、カリフォルニア州サンノゼ、ワシントン州シアトル、インディアナ州サウスベンド、ミズーリ州セントルイス

リージョン別エッジキャッシュ: オレゴン州北バージニア

カナダ

エッジロケーション: ケベック州モントリオール、オンタリオ州トロント

*新規のお客様は、米国東部 (バージニア北部) では 4 つの EC2 アベイラビリティーゾーン、米国西部 (北カリフォルニア) では 2 つの EC2 アベイラビリティーゾーンを利用できます。


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南米のロケーション

南米 (サンパウロ) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 3*
2011 年開始


AWS エッジロケーション

エッジロケーション: リオデジャネイロ (ブラジル)、サンパウロ (ブラジル) (2)

リージョン別エッジキャッシュ: サンパウロ (ブラジル)

*新規のお客様は南米 (サンパウロ) では 2 つの EC2 アベイラビリティーゾーンを利用できます。

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欧州、中東、アフリカのロケーション

欧州 (アイルランド) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 3
2007 年開始

欧州 (フランクフルト) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 2
2014 年開始

欧州 (ロンドン) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 2
2016 年開始


AWS エッジロケーション

エッジロケーション: アムステルダム (オランダ) (2)、ベルリン (ドイツ)、ダブリン (アイルランド)、フランクフルト (ドイツ) (5)、ロンドン (英国) (4)、マドリード (スペイン)、マルセイユ (フランス)、ミラノ (イタリア)、パリ (フランス) (2)、ストックホルム (スウェーデン)、ワルシャワ (ポーランド)

リージョン別エッジキャッシュ: フランクフルト (ドイツ)

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アジアパシフィックのロケーション

アジアパシフィック (シンガポール) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 2
2010 年開始

アジアパシフィック (東京) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 3*
2011 年開始

アジアパシフィック(シドニー)リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 3
2012 年開始

アジアパシフィック (ソウル) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 2
2016 年開始

アジアパシフィック (ムンバイ) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 2
2016 年開始

中国 (北京) リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 2
詳細については www.amazonaws.cn をご覧ください。


AWS エッジロケーション

エッジロケーション: チェンナイ (インド)、香港 (中国) (3)、マニラ (フィリピン)、メルボルン (オーストラリア)、ムンバイ (インド) (2)、ニューデリー (インド)、大阪 (日本)、ソウル (韓国) (3)、シンガポール (2)、シドニー (オーストラリア)、台北 (台湾)、東京 (日本) (3)

リージョン別エッジキャッシュ: ムンバイ (インド)、ソウル (韓国)、シンガポール、シドニー (オーストラリア)、東京 (日本)

*新規のお客様は、アジアパシフィック (東京) では 2 つの EC2 アベイラビリティーゾーンを利用できます。

 

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