アメリカ早分かり




CELEBRATE! 米国の祝日
バレンタイン・デー
2月14日


バレンタイン・デーの起源については、長年の間にさまざまな説が出ている。バレンタイン・デーの最も古いシンボルの一つがキューピッドである。キューピッドはローマ神話の愛の神で、弓と矢を持った子どもの天使の姿をしている。

バレンタイン・デーは、ローマの殉教者バレンタインにちなんで名付けられているが、ローマの殉教者の歴史には「バレンタイン」という人物が2人いる。一人は、西暦300年ごろ生きていたキリスト教の牧師で、ローマの神々を崇拝することを拒否しキリスト教を説いたという理由で投獄された。彼は、看守の盲目の娘の目を見えるようにしたとも言われている。このバレンタインは2月14日に斬首刑に処されたが、伝説によると、その前夜、看守の娘に別れの手紙を書き、「あなたのバレンタインより」と署名したという。

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CELEBRATE! 米国の祝日
黒人(アフリカ系米国人)歴史月間
2月


「黒人歴史月間」は、米国連邦政府が指定する記念月間の中でも最も広く浸透しているもののひとつである。その起源は、1926年に、著名なアフリカ系米国人著述家でハーバード大学の学者だったカーター・G・ウッドソン博士の提唱で始まった「ニグロ歴史週間」である。ウッドソン博士の意図は、この特別な週間を実施することで、すべての米国民が自分の民族的ルーツを見直し、お互いを尊重する気持ちを強めるようにすることであった。1976年には、この週間が1カ月間に延長され、「黒人歴史月間」または「アフリカ系米国人歴史月間」と称されるようになった。2月がその月間となったのは、エイブラハム・リンカーンとフレデリック・ダグラスの誕生月だからである。リンカーンは、奴隷解放宣言によって奴隷を開放し、またダグラスは、米国史上最も影響力のある道徳的指導者、演説家、著述家のひとりであった。

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国務省国際プログラム局発行Eジャーナル
ボランティア精神


米国では誰が献血をするのだろうか。誰がボーイスカウトを引率するだろうか。年末年始の休暇期間に病院で聖歌を歌うのは誰だろうか。消防や救急活動は誰がしているのだろうか。答えはボランティアである。米国ではボランティアが日常生活の中に溶け込んでいるため、ふだんはその存在が見過ごされてしまうことも多い。

『eJournal USA』本号が取り上げるのは、無償の労働を通じて、年間に約1,730億ドル相当の貢献をしている無名の市民たちである。これらの市民は、米国社会に深く根付いているボランティア活動という伝統の一端を示しているに過ぎない。例えば、消防はボランティア活動の初期の一形態であり、1736年にベンジャミン・フランクリンがフィラデルフィアに導入した。この画期的な発想は急速に広まり、わずか数年のうちに、北米大陸東海岸の各都市がボランティアで構成される消防隊を持つようになった。

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[最終更新日: 2/12/2013]

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・議会調査局レポート「大統領一般教書演説:その慣例と機能と政策上の意味」

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