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領事館の活動

領事、留学生とともに伝統舞踊に挑戦

広報担当領事マイケル・チャドウィック

2011年5月15日 福岡 - 在福岡アメリカ領事館広報担当領事マイケル・チャドウィックは福岡市少年科学文化ホールで行われた第28回国際文化交流「鯉の会」の日本舞踊公演に参加した。ホールには400人を超える人々が集まった。参加者はアメリカ合衆国、カナダ、韓国、中国をはじめとする世界からの交換留学や国際交流プログラムに参加する留学生を含み、西川流の名高い鯉近先生と五郎先生の指導の下、日本舞踊を学んだ。西川流は、歴史・伝統ある日本舞踏家で、当日も舞台に立ったが、世界中をツアーし、ビル・クリントン大統領の前で踊りを披露したこともある。

参加した日本舞踊初心者たちは西川家の稽古場で何ヶ月も練習し、正しいステップを覚えるのみならず、動きやしぐさ、加えて、それぞれの演目の歴史や文化的意味をも学んだ。当日着た衣装は、それぞれの参加者に合わせて仕立てられ、侍や芸者の着物を本物同様に再現したものだった。チャドウィック領事の裃(かみしも)にはアメリカの国旗からデザインされた家紋が縫い付けられていた。

チャドウィック領事の演目は「今様黒田節」で、維新前の黒田藩武士を表した福岡の代表的な作品。踊りは槍や馬術といった武士の技能や、酒を飲んだり、琴や尺八に合わせて踊ったりする娯楽などを象徴的に表現している。