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政治・経済担当領事 日米関係における留学の重要さを強調

2011年1月27日、29日 熊本・福岡 – マーク・S・ディーカー政治・経済担当領事は、アメリカにおける日本人留学生を増加させることの重要性に関し、二つのスピーチを行った。米国留学のプロモーションを目的とし、国務省がスポンサーする組織EducationUSAは、現在24,800人の日本人学生がアメリカで留学しており、この数字は、ピーク時の1997年と比較し、半分以下の人数であると発表した。一方、アメリカへ留学生を排出するトップ3である中国、インド、韓国は、アメリカを含む海外への留学生の数を急激に伸ばしている。ディーカー領事は、「アメリカにおける日本人留学生の減少は日本経済にマイナスの影響をあたえるばかりでなく、日米関係を弱めてしまう恐れがある。また、日米両政府はこの減少トレンドを改善するため協力している」と述べた。

ディーカー領事が最初に行ったスピーチは、熊本日米協会主催による「米国人留学生との交流会」で、モンタナ大学およびモンタナ州立大学から熊本に留学している米国人学生3名もこの交流会に参加した。もうひとつのスピーチはロータリークラブの「インターシティ」ミーティングで、九つのロータリークラブを代表した100名を越える会員が参加した。ディーカー領事は、自身のロータリークラブの支援による日本留学経験について触れ、ロータリークラブがどのように自分のアメリカ人外交官としてのキャリアに貢献してくれたかということについて話し、参加した会員の方々に米国留学をめざす学生のために奨学金の支援を呼びかけた。