クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局員による「著作物の無断利用」を容認する発言が話題に 56
無断利用を防ぐためのCCライセンスじゃないんですかね 部門より
12月5日、インターネット上で発表されるイラストにおける著作権をテーマにしたトークショウ「IMAGE / LICENSE / ORIGINAL 」が行われたが、ゲストによる「他人の著作物をもっと無断利用できるようにすべき」との発言を、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCJP)事務局員である永井幸輔弁護士が容認する姿勢を見せたことから批判が相次ぎ、CCJPに対する疑問の声が上がっている。
出演者は、永井幸輔、大楠孝太朗、TOKIYA、虎硬、Houxo Que、八田モンキー、梅ラボ(敬称略)。残念ながら配信はアーカイブされていないようだが、togetterでその発言がまとめられている。いくつかを抜き出すと
- 著作権法は難しいからみんなあまり知らない
- 描き方のテクニックなんかを盗まれてもそれは許される
- コンテンツは使われることで価値が上がる
- Googleの画像検索も無断で画像を転載している
- Googleも二次創作だと言える
- 勝手に使ったとしても笑えればOK
- 聖母マリアを描いた宗教画だって二次創作
- データはタダ
といった旨の発言があった模様。これに対し、多数のツッコミが入っている。そのほか、「クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局員 永井幸輔『カオスラウンジ梅ラボは許容されるべき』」や「【クリエイティブ・コモンズ】 2.5Dトークショーに梅沢和木(梅ラボ)氏参加!に対する反応。 【カオス*ラウンジ】」、「クリエイティブ・コモンズ・ジャパントークイベント(20121205)コメント集」、「 クリエイティブ・コモンズ・ジャパントークイベント(20121205)を会場で見たプリン零式氏の感想など」といったまとめも参考にどうぞ。