ウェブテスト

概要

メリット

ウェブサイトを運用している場合は、商品の購入やニュースレターの登録、特定のページの閲覧など、ユーザーに達成してもらいたい目標があるはずです。ウェブテストでは、複数のパターンでページをテストし、それぞれのパターンでどの程度のユーザーが目標を達成するのか確認できます。5 つまでパターンを設定して、最もコンバージョンの多いパターンを特定できます。

ウェブテストは、一般的な A/B テストや多変量テストと若干異なるもので、言わば A/B/N テストです。A/B テストのように 2 パターンのページをテストするのではなく、多変量テストのように単一ページの構成要素をさまざまに組み替えてテストするのでもありません。ウェブテストでは、単一ページのパターンを 5 つまで設定し、それぞれ異なる URL で表示します。

Google アナリティクスでウェブテストを実施するメリット

ウェブテストでは次のことができます。

  • ランダムに抽出されたユーザーを対象に、ウェブページの複数のパターンを表示して成果を比較する
  • テストの対象となるユーザーの割合を決める
  • テストする目標を選択する
  • テストの進捗状況をメールで受信する(現在、この機能はご利用いただけません)

ビジネス成果の改善に役立つウェブテストの活用例

たとえば、ハウス クリーニング サービスを提供するウェブサイトを運営しているとします。サービスは「スタンダード」、「アドバンス」、「プレミアム」の 3 つのコースから選べます。プレミアム コースの利益率が最も高いので、このコースを選択するユーザー数を増やしたいと考えています。

ほとんどのユーザーが最初にホームページにアクセスするので、ホームページが第一のテスト対象となります。まずは、テスト用に、ホームページの別パターンをいくつか作成します。赤い文字で大きく「プレミアム」と表示するパターン、「プレミアム」コースのメリットを詳しく説明するパターン、「プレミアム」コース申し込み用リンクの横にアイコンを表示するパターンといった具合です。

この 3 つのパターンを使用するようテストを設定して開始すると、ランダムに抽出されたユーザーに対してオリジナルのホームページを含めた各種パターンが表示されるので、あとはプレミアム コースを選択するユーザーの割合がどのページで最も高くなるのか結果が出るのを待つだけです。

コンバージョン数の最も多いパターンが判明したら、そのパターンをすべてのユーザーに表示するよう設定できます。


次のステップ

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測定プロトコルを使用しているサイトやアプリの場合は、データ収集に関するいくつかの情報が異なる可能性があります。詳細については、ユニバーサル アナリティクスについてをご覧ください。