Square Enixはその全タイトルを徐々にiPhoneとiPad向けに再リリースしているが、ぼくは複雑な気持ちだ。すばらしいゲームばかりだから、もう一度プレイするのは本当に楽しい。でもそれと同時に、同じゲームを何度も買うことになるし、いずれAndroid版が出たらそれも買うだろう。しかしどっちの気持の方が強いかというと、Final Fantasy IVのiOSリリース(12月20日、20ドル)というニュースを知ると、思わずニンマリしてしまうのだ。
Final Fantasy IV(欧米ではシリーズの第二作)のデビューは1991年にさかのぼる。Super Nintendo(スーパーファミコン)だった。2008年にはNintendo DS向けに3Dグラフィクスでリメイクされたが、ぼくはそれも買った。PSPのFinal Fantasy IVコンプリートコレクションも、 任天堂のWii Virtual Console用も持ってる。なぜか奇跡的に、Game Boy Advance用は買わなかった。Final Fantasy IVはこのシリーズの最高傑作、とよく言われる。ストーリーもゲームプレイもすばらしく、RPGの未来を定義し、しかも時の試練に耐えうる(==古さを感じさせない)ゲームだ。