教科書や参考書を利用しなくても映画から英語を学習出来たら良いと思いませんか。
意外と教科書や参考書より映画の方が、会話のキャッチボールなど実践的で理解しやすいポイントも多いです。
ここでは手軽に出来る、映画を活用した英語の勉強方法をご紹介します。

好きな映画
オプションで英語表記の映画の本

等、気に入ってるものでチャレンジしてみましょう。

具体的なスタートとしてまずDVD（英語音声・日本語字幕なし）を見てみましょう。
はじめは流れがつかめないかもしれませんが、雰囲気が分かれば大丈夫、くらいの気持ちでやってみてください。

次に、実際にどのようなやりとりが行われているのかを日本語で理解しましょう。
ＤＶＤの場合は、言語設定を変えて何度も同じシーンを見返すのもおすすめです。
例：
1回目　英語音声のみ
2回目　英語音声＆英語字幕
3回目　英語音声＆日本語字幕
4回目　日本語音声のみ）など

自分で発音すると意識を集中するので記憶に残りやすい場合もあります。またスピーキングの対策にもなります。
ネイティヴのスピードはとても速く感じられると思いますが、同じスピードで口が動くように発音やスピードを真似て話してみましょう。
セリフの暗記が大変な場合は、セリフをオウム返しする（英語の授業中のrepeat after meと同じ方法）や英語字幕を目で追いかけると慣れるのが早いです。
音声と同じスピードで話せる頃には文法的にも記憶に残っているフレーズは多いです。

基本的に日本語訳でなんとなく理解出来たらそれで十分です。
それでもわからない単語があれば日本語訳でどのように訳されているのか理解する程度に調べると理解が深まります。

オプションですが、現在、映画の内容を要約している本が多く発売されています。
その本を読んでみて、◯ページでは映画の内容の、どの辺の話をしているかや、本ではどのシーンがカットされているかなど見比べてみるのも面白いです。
本によっては英語の文法的な解説がついているものもあります。本は書店の英語学習用の参考書コーナーや、市町村の図書館にも扱っている所があります。

作品によってはスラングなど、あまり使わない方が良い言葉も多いです。
実際に軽い気持ちで使ってしまうとトラブルに巻き込まれる可能性も０ではないので、実際にその言葉を使用するときは冷静に判断してください。

いかがでしたか？映画を見ている時は、あまり勉強を意識しない人も多いですが、映画を元に楽しく勉強しようと思えば、意外とその方法は多岐にわたります。
自分なりの勉強方法を見つけるのも一興です。ちょっと意識するだけで実践出来るものもあるのでぜひチャレンジしてみてください。
(photo by 足成)