国立航空宇宙博物館へようこそ

スミソニアン協会の国立航空宇宙博物館は、歴史的な航空機および宇宙船に関する世界最大のコレクションを所蔵しています。また、地球科学および惑星科学をはじめ、航空および宇宙飛行の歴史、科学、技術などの研究にとって極めて重要な中心的機関でもあります。

ナショナル・モール本館

1976年に開館して以来、国立航空宇宙博物館は世界で最も見学者の多い博物館であり、またワシントンDCを訪れる者なら是非見学したい場所です。同博物館本館は最も初期の気球飛行から、キティホーク丘（ライト兄弟が初飛行に成功した場所）、そして現在進行中の宇宙開発までさまざまな飛行の軌跡を語ってくれます。展示ギャラリーには飛行の歴史、太陽系、人工衛星の画像や航空写真、宇宙開発など見ごたえのある展示品が展示されています。ライト・フライヤー号、スピリット・オブ・セントルイス号、アポロ11号の指令船コロンビアなど、飛行に関わる最も重要なアイコンが展示されています。さらに、同本館にはロッキード・マーティンIMAXシアター、プラネタリウム、フライトシミュレータ、博物館ショップ、カフェテリアなどもあります。

スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センター（別館）

ナショナル・モール本館にはスミソニアンの航空宇宙コレクションのわずか10%しか所蔵されていません。残りの所蔵品のほとんどが、最初のスペースシャトルであるエンタープライズ、B-29スーパーフォートレス（超空の要塞）エノラ・ゲイ、史上最高速のロッキードSR-71ブラックバードのような歴史的財産であり、これらはヴァージニア州北部にあるワシントン・ダレス国際空港に隣接する博物館別館スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センターに展示されています。大規模な同センターの広々とした展示ギャラリーには航空機や宇宙船が、大きなものは床に設置され小さなものは天井から2段階の高さに吊るされて展示されています。数千にも及ぶ小さな所蔵品は、ガラスケースに陳列されています。同センターには、IMAXシアター、ダレス空港の滑走路を眺望する展望タワー、フライトシミュレータ、博物館ショップ、カフェテリアなどがあります。