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開発した“プローブ分子”を用いた肺ガンの検出

生きたがん細胞だけを光らせることに成功! 効果的ながん治療に期待。

戦略的創造研究推進事業(さきがけ)

浦野泰照准教授(東京大学)らは、生きているがん細胞に取り込まれると光る“プローブ分子”を開発し、これをがん細胞だけに取り込まれる抗体と組み合わせることで、生きたがん細胞だけを光らせモニターすることに成功しました。 今後のがん診断・治療において画期的な役割を果たすことが期待されます。

マウスの肺がんが消えた! 肺がん特効薬を目指す研究が進展。

戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)

間野博行教授(自治医科大学)らは、肺がん発症マウス作りに成功するとともに治療をおこなうことでその腫瘍が消失することを確認しました。 この研究では、特定の肺がんにおける発がんの主たる遺伝子が証明され、さらにがん腫瘤の壊死・消失が確認されています。肺がんの有効な治療法につながることが期待されています。

ナノテクノロジーで高性能エコ塗料を開発! 耐汚染性と環境対策を両立。

独創的シーズ展開事業 独創モデル化"

木村良晴教授(京都工芸繊維大学)の研究成果及び技術指導を基に、水谷ペイント株式会社は超微粒子シリカの周りをアクリルシリコン樹脂で覆ったナノコンポジットエマルション樹脂を開発しました。 この樹脂を用いることで安価で汚れにくく、環境にも優しい新しい塗料が誕生しました。

臨床応用に向けた安全性の確保に一歩前進! ウイルスベクターを用いずにiPS細胞を樹立。

戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)山中iPS細胞特別プロジェクト

山中伸弥教授(京都大学)らの研究グループは、ウイルスベクターを用いない遺伝子導入法(プラスミドベクター)による人工多性能幹細胞(iPS細胞)の樹立に成功しました。iPS細胞の研究では、倫理問題や拒絶反応のない細胞移植治療の実現が期待されていますが、従来のウイルスベクターを用いた樹立方法では腫瘍形成が見られることより安全面での問題が指摘されていました。今回の開発された方法で作製されたiPS細胞は腫瘍形成が抑えられており、細胞移植治療へ応用する際の安全性向上につながるものと期待されます。

ダチョウ抗体を用いた鳥インフルエンザ防御用素材の開発。

独創的シーズ展開事業 大学発ベンチャー創出推進

塚本康浩教授(京都府立大学)はダチョウ卵黄を利用し、インフルエンザウイルスやノロウイルスに対して、従来の抗体と比較して質的量的に優位性がある抗体の大量生産に成功しました。本技術を用いて、パンデミックの可能性がある高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1の感染を不活性化する高精度な抗体を低コストで大量作製し、そのウイルスの空気飛沫感染を防御可能とするダチョウ抗体マスクを商品化しました。

新しい超伝導に世界中が注目! 新系統の高温超伝導物質。

戦略的創造研究推進事業(ERATO-SORST)

細野秀雄教授(東京工業大学)の研究グループは今年2月、最大32Kの転移温度を持つ新系統の高温超伝導物質(鉄を含むオキシニクタイド化合物)を発見しました。鉄を含む化合物でこれほど高い転移温度を示したものはなく、新しいタイプの高温超伝導物質であると考えられています。
この発見を契機に、新物質探索や超伝導発現機構解明等の研究が世界中で繰り広げられ、現在、50Kを超える転移温度にまで到達しています。

  • 「鉄系超伝導体北京国際ワークショップ」開催レポート を掲載しました! 詳しく知る

日本科学未来館への累計来館者が500万人を突破!

科学技術理解増進事業 日本科学未来館

平成13年7月9日に開館した、日本科学未来館(東京都江東区青海2-41)は開館8年目の平成20年8月26日に、来館者累計が500万人を突破致しました。当日は日本科学未来館シンボルゾーンで開催中の特別展示「みんなの地球展2008」の会場内に設けた特設ステージで記念セレモニーが開催され、館長の毛利衛より500万人目の親子に認定証と記念品・花束を贈呈した他、7月31日にリニューアルオープンした常設展示「こちら、国際宇宙ステーション(ISS)」の説明を受けられました。

多患者細胞自動培養装置の開発に成功。再生医療をサポート!

独創的シーズ展開事業 委託開発

��木睦教授(北海道大学)らの研究成果を基に、川崎重工業株式会社が多患者細胞自動培養装置の開発に成功しました。再生医療用に培養する細胞は現状では医療用のクリーンルーム内において手作業で行われていますが、自動培養装置による一定品質の細胞の安定した供給が望まれています。今後、iPS細胞などの再生医療への応用開発の加速化に向けて、再生医療の臨床や創薬研究等で利用が期待されます。

再生医療が新たなステップに − ヒト培養軟骨の開発に成功

独創的シーズ展開事業 委託開発

越智光夫教授(広島大学)および田谷正仁教授(大阪大学)らの研究成果を基に、株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングが自動制御培養法を用いたヒト培養軟骨の開発に成功しました。損傷した軟骨組織は自然治癒しません。本新技術は関節軟骨を損傷した患者から採取した軟骨細胞を三次元培養した後に患者自身へ移植するもので、新たな可能性を示す治療法として期待されます。

歯科インプラント手術支援用具の量産に成功。患者への負担を軽減!

独創的シーズ展開事業 委託開発

荘村泰治教授(大阪大学大学院歯学研究科)らの研究成果を基に、和田精密歯研株式会社が安心・安全な歯科インプラント手術を行うための手術支援用具(サージカルガイド)の実用化開発に成功しました。近年、歯が欠損した場合の治療法として人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する歯科インプラント手術が普及しています。本開発のサージカルガイドを使うことで手術の安全性や正確性が向上し、手術時間が短縮されるため、患者への負担が軽減します。

自己の細胞で脳機能を再生。脳梗塞治療への挑戦!

地域イノベーション創出総合支援事業 育成研究

骨髄細胞群中の神経系幹細胞が、脳梗塞等の脳神経再生に極めて有効であることを世界に先がけて見出しました。この細胞は、脳に直接投与する必要はなく、静脈投与により患部に到達させることができ、自己細胞のため、免疫拒絶反応もクリアできます。
本研究は、札幌医科大学 本望修講師らによるもので(JSTイノベーションプラザ北海道・育成課題:平成16年〜18年)、平成19年1月より、札幌医科大学にて臨床研究がスタートしています。

人工多能性幹細胞(iPS細胞)の開発に成功

ヒトの皮膚から万能細胞(iPS細胞)作製に成功。

戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)

山中伸弥教授(京都大学)率いる研究チームは、ヒトの皮膚細胞から胚性幹細胞(ES細胞)と遜色のない能力を持った人工多能性幹細胞(iPS細胞)の開発に成功しました。受精後まもないヒト胚から樹立される胚性幹細胞(ES細胞)は、細胞移植療法の資源として期待されていますが、ヒト胚利用に対する倫理的な反対意見も根強く、慎重な運用が求められています。今回開発された技術により、この問題を克服する事で、倫理問題や拒絶反応のない細胞移植療法の実現が期待されます。

潮の干満による微振動から震度7を超える激震まで計測。ディジタルサーボ地震計を開発!

独創的シーズ展開事業 委託開発

木下繁夫教授(横浜市立大学)らの研究成果をもとに、(株)東京測振が「ディジタルサーボ地震計」の開発に成功しました。
従来は、震度の強弱に応じて2種類のアナログ地震計が使い分けられていたものがこれ1台で計測可能、地球上で発生するほとんど全ての地震に対応できます。これにより、計測データが統一されて解析がしやすくなり、複数の地震計を管理する手間とコストを削減。地震予知、火山噴火の研究、ビルの制振機構への組み込みなど、さまざまな用途拡大が期待できます。

ピロリ菌の感染戦略を発見!抗生物質とは異なる治療法の開発に期待。

戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)

笹川千尋教授(東京大学)らは、ピロリ菌が、その感染維持のために、宿主の胃粘膜上皮細胞の細胞死を抑制しているメカニズムを発見しました。細胞死が抑えられることにより、代謝回転(ターンオーバー)が遅れるため、病原体は長く感染の足場に留まることになります。
胃炎や胃潰瘍、胃ガンの発症に関わるピロリ菌には、世界の人口の約半数が感染しています。本研究により、粘膜病原細菌に対する、抗生物質とは異なる治療法の発見が期待されます。

水を通さない「細胞膜」!熱水でさらに硬くなる、新しい膜材料が誕生。

戦略的創造研究推進事業(ERATO)

細胞膜の基本構造である「分子二重膜」をフラーレンから作ると、最大で通常の細胞膜の1万倍、水を通しにくい膜ができることがわかりました。
本研究は、中村栄一(東大大学院教授)、磯部寛之(東北大大学院教授)らの研究グループによるもので、加熱することによってさらに水を通さなくなります。この性質を利用して、例えばメタンハイドレートからメタンガスを分離するなど、工業面での応用に大きな期待が寄せられています。

閉経後の骨粗鬆症の病因を解明!新しい治療薬の開発に道。

戦略的創造研究推進事業(ERATO)

閉経後に骨粗鬆症が起きやすくなるメカニズムの一端を、加藤茂明(東京大学教授)らのチームが解明しました。
研究チームは破骨細胞に着目、女性ホルモンが、骨吸収を司る破骨細胞の寿命を調節することで骨量維持に関わっていることを明らかにしたものです。これらの詳細なメカニズムの分析により、閉経後骨粗鬆症治療薬の開発に可能性が見いだせます。

ニジマスのみを生むヤマメの代理両親の作出に成功。クロマグロをサバに生ませる可能性に期待!

戦略的創造研究推進事業

吉崎悟朗准教授(東京海洋大学海洋学部)は、ニジマス精原細胞を移植したヤマメの両親を交配することにより、正常なニジマスの稚魚のみを生産することに成功しました。
この研究により、凍結保存された精原細胞を移植して、絶滅種の稚魚を復活させる可能性が見出されました。また、サバのような養殖しやすい小型魚種に、乱獲が心配されるクロマグロの稚魚を生ませる技術の実現が期待されます。

マイクロTAS技術が土壌・水質などの汚染現場で威力を発揮!

独創的シーズ展開事業 委託開発

鈴木博章教授(筑波大学)らの研究成果をもとに、積水化学工業株式会社が、重金属を迅速・高感度・高精度に測定する小型分析装置を開発しました。
重金属分析のほとんどは、現在、大型の分析装置によって行われています。この方法は調査地から離れ、時間もかかるのが問題でした。本開発では、微小電気化学セル=測定用チップを採用し、ティッシュ箱サイズの小型読取機で分析することに成功。工場跡地などの“現場”で活躍が期待されます。

貴重な文化財のデジタルアーカイブに適した「超高精細スキャナ」を開発!

JSTイノベーションプラザ京都 育成研究

井手亜里教授(京都大学)率いるプロジェクトは、ゆがみがなく、忠実な色再現を実現した「超高精細スキャナ」の開発に成功しました。文化財に接触することなく画像を取り込めるので損傷の心配がなく、すでに、世界遺産である二条城などで試験的に使用されています。
また同時に、高精細の画像から顔料の情報を得るソフトウェア「画像材料推定システム」を開発。貴重な文化財の保存・修復への貢献が期待されます。

地雷の材質や形状に依存しない「爆薬そのものを探知する地雷探知センサー」を開発!

人道的対人地雷探知・除去技術研究開発推進事業

現在、主に行われている地雷探知には金属探知器が用いられています。しかし、この方法は誤警報が多く、本物を探り当てるのは1000回に1回ともいわれています。地中を映像化する地中レーダーとの組み合わせでも、空き缶や石などとの区別はいまだに困難です。
このため、JSTは5年をかけて「爆薬そのものを探知する」3種類の新センサーを開発しました。広く爆発物への応用が可能で、テロ対策、警備用途への適応も期待できます。(イラストは未来のイメージです)

日本科学未来館への累計来館者が400万人を突破!

科学技術理解増進事業 日本科学未来館

平成13年7月9日に開館した、日本科学未来館(東京都江東区青海2-41)は開館7年目の平成19年8月5日に、来館者累計が400万人を突破致しました。
当日は日本科学未来館シンボルゾーンにて400万人達成記念セレモニーが開催され、館長の毛利衛より400万人目の親子に認定証と記念品・花束を贈呈した他、8月11日公開予定のドームシアター新コンテンツ「宇宙エレベーター」を特別プレゼントとして観覧頂きました。

日本人に足りない鉄、亜鉛、カルシウムなどのミネラル。
長年にわたる栄養不足の解消に期待、「ツイントース」®を製品化!

地域イノベーション創出総合支援事業

北海道大学、日本甜菜製糖(株)、(株)ファンケルは、ミネラルの吸収を高める成分の大量生産と実用化に成功し、サプリメントとして製品化しました。ミネラルは一度にたくさん摂取することが難しく、体内への吸収もされにくいという問題がありましたが、それらを解消すべく製品化されたのが「ツイントース」®(学術名:DFA�V)です。
この成果は、北海道地域結集型共同研究事業として行われ、研究者や企業だけでなく、地域産業活性化、国民全体の健康の向上に寄与しています。

次世代記録媒体の世界標準に大きく前進!日本の最先端メモリ技術。

戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)

井上光輝教授(豊橋技術科学大学)が開発した、コリニアホログラフィを用いたHVD(Holographic Versatile Disc)が、2007年、ヨーロッパの標準化推進機関 Ecma Internationalにおいて国際標準規格として採択されました。これにより、本技術が世界市場で優位を占める期待が高まっています。
記憶容量は将来的には1.3テラバイト以上と予想され、Blu-rayやHD DVDに続く、第4世代の光ディスクとして注目が集まっています。

日本科学未来館のプラネタリウム MEGASTAR-�Ucosmosの新コンテンツ「偶然の惑星」公開中!

科学技術理解増進事業 日本科学未来館

世界で最も先進的なプラネタリウムとしてギネスワールドレコードに認定(2004年11月)されている「MEGASTAR-�Ucosmos (メガスター�Uコスモス)」は、500万個の恒星数を投影し、宇宙のスケール感を実感することができます。
そもそも惑星とはどのような存在なのか、地球はどのくらい特別な惑星なのか。新コンテンツ「偶然の惑星」は、美しい音楽に乗せて、素朴な疑問を先端科学の視点で読み解きます。

味のデジタル化で"苦くない薬"の出現に期待。人間の舌を模した味覚センサの性能向上に成功!

独創的シーズ展開事業 委託開発

都甲潔教授(九州大学大学院システム情報科学研究院)らの研究成果をもとに、株式会社インテリジェントセンサーテクノロジーが、人間の舌の反応を模した「味覚センサ」の性能を向上させることに成功しました。
誰にでも味をデジタル化することが可能になり、"苦くない薬"の製剤開発や、"キレ、コク"といった後味のデジタル化で料亭やおふくろの味も再現できるようになります。

アトピーで悩む患者、家族に朗報!着用することでかゆみを軽減する肌着を開発

独創的シーズ展開事業 委託開発

ダイワボウノイ株式会社がかゆみを鎮める新しい肌着を開発しました。
小宮山淳(信州大学学長)、白井汪芳(信州大学理事)、横関徳二(花園病院元院長)、神村昌孝(神村製作所社長)の研究成果をもとに、機能性繊維の製品化に成功。抗アレルギー剤服用といった投薬治療とは異なり乳児も安心して利用でき、アレルギーで苦しむ患者や家族のQOL(Quality of Life)の向上に役立っています。

新薬の研究に不可欠なタンパク質の解析。タブーを破る方法でタンパク質の結晶化に成功!

戦略的創造研究推進事業(さきがけ)

タンパク質の結晶作りはこれまでボトルネックになっていましたが、大阪大学の高野和文准教授、村上聡准教授、井上豪准教授らは、常識を破る方法で良質なタンパク質結晶を作る結晶化技術の開発に成功。
自らが出資して大学発ベンチャーを立ち上げ、タンパク質結晶化ビジネスをスタートさせています。

眠りを制御する脳内物質を発見!睡眠障害の謎を探る。

戦略的創造研究推進事業(ERATO)

柳沢正史教授(米国テキサス大学)らは、ナルコレプシー(睡眠障害)の原因が脳内のタンパク質「オレキシン」の欠乏であることを突き止めました。
マウス実験の結果、睡眠と覚醒の制御が確認され、脳の睡眠中枢のメカニズムに初めて科学のメスが加わりました。この成果は、ゆううつな時差ぼけの改善や不眠治療につながるのではと期待が高まっています。

委託開発から育った新技術が、日刊工業新聞社の産業技術大賞≪審査委員会特別賞≫を受賞。

独創的シーズ展開事業 委託開発

開発の内容は、浅野康一名誉教授(東京工業大学)の研究成果をもとに、大陽日酸株式会社が、高純度酸素蒸留技術を用いて、世界で初めて、濃縮度98%以上の高純度18O標識水の製造に成功したというものです。
本新技術では、従来の水蒸留法に比べエネルギーコストが小さく、毒性を持つ一酸化窒素を使用しないことから安全な大量生産が可能となりました。

青色発光ダイオードを実用化。 光の3原色でフルカラー表現が可能に。

独創的シーズ展開事業 委託開発

赤�ア勇教授(当時、名古屋大学)と豊田合成株式会社は、発光効率が高く寿命が長い青色発光ダイオードの製造技術を確立しました。
携帯電話のバックライトや街頭の大型ディスプレイなどの応用製品の総売上は、3兆6千億円に達すると見られ、わが国に大きな経済波及効果をもたらしました。

振動によって褥瘡を予防し、治療する。患者にも介護する人にもやさしいケア用具を開発。

独創的シーズ展開事業 委託開発

真田弘美教授(東京大学大学院医学系研究科)らとマツダマイクロニクス株式会社は、「振動による褥瘡(じょくそう)治療用具」の開発に成功しました。
床ずれの初期段階の臨床試験の結果、一週間以内にほとんどすべての褥瘡部位での発赤が縮小、あるいは色素沈着へと改善され、発赤の解消に有効であることが確認できました。

マウスの皮膚細胞から万能幹細胞の誘導に成功。 再生医学に大きな期待。

戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)

山中伸弥教授(京都大学再生医科学研究所)らは、マウスの皮膚細胞から、胚性幹(ES)細胞と同様の高い増殖能とさまざまな細胞に分化できる万能性をもつ万能幹細胞(多能性幹細胞)を誘導することに成功。
倫理的問題や、移植による免疫拒絶反応の克服も期待されます。

昆虫が墜落しないのはなぜ?飛行のメカニズムを解明するシミュレーターが完成。

戦略的創造研究推進事業(さきがけ)

翅(はね)の羽ばたきで飛ぶ昆虫が、横風のような強い外乱を受けても墜落しないのはなぜか。
劉浩教授(千葉大学工学部電子機械工学科)は、その秘密を解き明かすべく昆虫飛行が再現できるシミュレーターを開発しました。小型飛行体やマイクロマシンの設計が実現するかもしれません。