DNAの3次元構造が生物進化に影響する

JST バイオインフォマティクス推進事業の一環として、東京大学 大学院新領域創成科学研究科の森下 真一 教授は、スタンフォード大学のアンドリュー・ファイヤー教授らとの共同研究で、DNAの3次元構造(ヌクレオソーム構造)がDNAの変異に相関するという性質を、超高速DNA解読装置を活用し、メダカのDNA全体の情報を分析することによって明らかにしました。これはDNA進化の新たな原理を示す基本的な成果です。
超高速DNA解読装置が急速に普及する中で、本研究で開発した大量のデータを解析するためのクラスター型並列計算機上で動作する新たなソフトウエア群は、今後も利用され、新たな生物学的発見へ寄与するものと期待されます。
本研究成果は、米国科学誌「Science」のオンライン速報版[外部リンク]で公開されました。

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2008年10月02日 第4回研究開発成果報告会(2008年11月4日開催)のご案内(終了しました)
2008年08月20日 ゲノムリテラシー講座の受講申込みは締め切りました。多数の申込みありがとうございました。
2008年07月07日 バイオインフォマティクス推進事業 委託研究契約事務処理説明書(平成20年度版)を掲載しました。
2008年05月01日 JSTNews5月号にBIRDホームページリニューアルの記事が掲載されました。JSTNews[外部リンク]5月号Front LineよりNews04をご覧ください。
2008年05月01日 生命情報データベースの高度化・標準化創造的な生物・情報知識融合型の研究開発の進行中課題について、研究紹介ページを掲載しました。各研究開発課題名よりご覧ください。