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全世界の米国通貨使用者にご理解いただくために

新デザインの米国通貨が発行されても、旧紙幣を新紙幣と交換する必要はありません。

1861年以降に発行されたすべての米国紙幣は、今日でも額面通りの価値で換金できます。

新紙幣も旧紙幣も額面通りに使用できる法定通貨です。米国紙幣が回収されたり、通貨が切り下げられたりすることはありません。

米国政府は、これまでに一度も自国の通貨を切り下げたことはありません。このことは今回の新5ドル紙幣の発行でも同様です。

自信、信頼、そして価値。これらは、全世界で米ドルが象徴するものです。偽造を防止し紙幣の無欠性を保守するため、継続的にデザインを改良し、積極的な法執行を行うことによって、このような米国通貨に対する信用は堅守されています。

その一環として、米国政府はこのたび、偽造防止対策を強化した新5ドル紙幣を披露し、2008年初頭の流通を予定している旨を発表しました。新5ドル紙幣発行後には、新100ドル紙幣の発行も予定されています。

新しいデザインの10ドル、20ドル、50ドル紙幣は、既に市場に流通しています。

全世界の何百万の人々にとって、米国通貨は信頼性の高い貯蓄手段であり、また多くの人々が日々米ドルで取引しています。連邦準備銀行の見積りによると、世界で流通している7,700億ドルの米国通貨のうち、実に3分の2が米国外で保有されています。

このため、米国内外における米国通貨のすべての使用者に対して、通貨デザインの変更に関する情報を伝えることが重要となります。 米国政府は、ビジネス界、金融業界、外国為替取引会社、法曹界、銀行関係者、その他の現金取扱業者、そして全世界の一般の方々に、新紙幣のデザインとその特徴に関する知識を持っていただきたいと考えています。

米国造幣局(BEP)は、新デザインの通貨について説明するために、世界20ヶ国の言語に翻訳された参考資料を作成しました。これらの資料は、本ウェブサイトより無料でダウンロードできます。また、金融機関、法曹関係者、企業および団体、また一般の方々を対象に、印刷版も無料でご使用になれます。

 

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